トリニティ アイリッシュ・ダンス

トリニティ・アイリッシュ・ダンス

伝統的なアイリッシュ・ダンスを継承しつつも、常に進化し続けているトリニティ・アイリッシュ・ダンス。昨日の記者会見では、最年少で世界選手権2連覇のプリンシパル・ダンサー、ギャレット・コールマンさん、弟のキーラン・コールマンさん、バグパイプ奏者のクリストファー・レイヤーさんが出演、パフォーマンスを披露した。

トリニティ・アイリッシュ・ダンスの公演は、今度の来日で3度目となり、今年の7月にツアーが組まれる。前2回の来日公演は、チケット売り切れ続出という人気ぶり。もともとアイリッシュ・ダンスは、16世紀のイングランドによるアイルランド支配以来、伝統的文化活動が禁じられ、厳しい統制が400年も続いたなかで、民族楽器の演奏が禁止されてから、伝統的なアイルランド音楽の旋律は家庭の中でひそかに歌い継がれ、またそのリズムは、窓の外から監視する兵隊に見えぬよう、足だけを踏み鳴らすことでこっそりと伝えられるようになったというのが始まり。1800年代にその支配が解かれるとアイルランド復興運動が起こり、抑圧の反動から爆発的な広がりを見せた。1900年代初頭には、アメリカに渡ったアイルランド移民により、国境を越えて普及するようになったという。

現在メンバーの中には、カナダ人やイギリス人なども参加している。バグパイプを演奏してくれたクリストファーさんは、他の国の観客はスピード感のあるテンポの速い曲が好きという人が多いけれども、日本の観客は美しくてゆっくりとした音楽を楽しんでくれる貴重な存在と話してくれた。今回来日した3人のメンバーは、本公演に先駆けて、イベントに出演。世界チャンピオンのテクニックが間近で見られる貴重な機会となる。

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ニューヨーク・タイムズ紙が「空飛ぶ脚」と絶賛した、迫力のタップダンス・エンターテインメント『トリニティ・アイリッシュ・ダンス』。今年7月に4年ぶりの来日を果たすが、この日本公演に先駆け、カンパニーのダンサーと演奏家の3名が来日、3月11日会見を行った。

1979年、ダンサーで振付家のマーク・ハワードにより、シカゴで創設されたトリニティ・アカデミー・オブ・アイリッシュ・ダンス。1987年にはアイルランドで行われた世界アイリッシュ・ダンス・コンクールでアメリカの団体として初めて優勝。その後現在まで18度世界タイトルを獲得している名門ダンス・アカデミーだ。このアカデミーを母体に創設されたのが、アイリッシュ・ダンス・カンパニー「トリニティ」。主宰マーク・ハワードのもと、世界の様々な舞踊や音楽の要素を取り入れた"プログレッシブ・アイリッシュ・ダンス"を創作、世界各地で公演し高い評価を得ている。

来日したのは、最年少でアイリッシュ・ダンス選手権2連覇の経歴を持つ、プリンシパル・ダンサーのギャレット・コールマンと、その弟で世界選手権第5位のキーラン・コールマン、そして世界有数のバグパイプ奏者、クリストファー・レイヤーの3人。この日、レイヤーのバグパイプ演奏をバックに、ダンサーのふたりは、迫力の跳躍、華麗な脚さばきで見事なアイリッシュ・ダンスを披露してみせた。

会見でギャレットは、「アイリッシュダンスは、姿勢をしっかり保ち、上半身は固定して動かさない。ただ、トリニティは伝統的なものを重視しながらも、芸術としてより進化していくことを目指しているので、新しい文化も取り入れる。アイリッシュの文化も大切だが、アイルランドだけでなく、どこの国の人々も楽しめること、それが何より大切だ」と語り、「今日はカンパニーの代表としてやって来た」というレイヤーも「アイリッシュ・ダンスだけでなく、ほかのジャンルの振付家との創作も行っている。プログレッシブと言われるゆえんだ」とカンパニーについて説明。再来日について訊ねられると、「日本の方は世界のほかの国とは違い、美しくゆったりしたものも楽しめる、とてもいい感性をもっている」と語り、来日公演へ期待を寄せた。

舞台は、7月17日(土)から19日(月・祝)まで東京・オーチャードホール公演ほか全国で上演。チケットは現在発売中。



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